フルスーツのウェットスーツを着たシュノーケラーが、ウミガメや魚の群れが泳ぐ色鮮やかなハウスリーフの上を泳ぎ、上にはヤシの島が見えるイラスト

旅行ガイド

モルディブのシュノーケリング

ハウスリーフ、ラグーン、ガイド付きシュノーケリング、ボートツアー、お子様や初心者の方へのアドバイス。

モルディブの水中世界を楽しむのに、ダイバーである必要はありません。温かく透明な海と岸近くまで広がるサンゴ礁のおかげで、シュノーケリングは手軽で心地よく、何度でも新しい発見があります。ヴィラからほんの数歩のリーフの上を漂うひとときが、旅いちばんの思い出になる方も少なくありません。このガイドでは、シュノーケリングを楽しめる場所、リゾートによる初心者サポート、そしてサンゴ礁を守りながら楽しむコツをご紹介します。

モルディブがシュノーケリングに最適な理由

モルディブはサンゴの上に成り立つ国です。どのリゾートも環礁の中にあり、サンゴ礁と穏やかなラグーンに囲まれています。海は一年中温かく、透明度が高い日も多いため、水面に浮かんでいるだけでたくさんの生き物を見ることができます。

海の生き物たちも岸のすぐ近くにいます。リーフフィッシュ、ウミガメ、エイ、小型のリーフシャークなどに、ボートに乗らなくても出会えることがよくあります。シュノーケリングにライセンスは不要で、器材や指導はリゾートが用意してくれます。

ハウスリーフ

浅いサンゴの上に延びる木の桟橋と、その先で魚の群れる深い青へと落ち込むリーフ

ハウスリーフとは、リゾートの周りを囲むサンゴ礁のことで、ビーチや桟橋、水上ヴィラの階段から直接アクセスできます。多くの場合、サンゴが点在する浅瀬から始まり、やがて「ドロップオフ」と呼ばれる場所に至ります。そこからリーフは斜面となって、あるいは崖のように深い青へと落ち込んでいきます。

最も生き物が集まるのは、たいていリーフの縁です。魚の群れやウミガメ、時にはマダラトビエイやリーフシャークも姿を見せます。なお、すべてのリゾートにハウスリーフがあるわけではありません。広い砂地のラグーンに位置し近くにサンゴが少ないリゾートでは、代わりに近隣のリーフへボートでのシュノーケリングツアーを定期的に催行しています。ハウスリーフの様子もリゾートによって大きく異なり、ビーチから少し泳げば届くところもあれば、沖合にあったり桟橋から入ったりするところもあります。シュノーケリングを重視される方はぜひお知らせください。良質なハウスリーフに気軽にアクセスできる厳選リゾートをご提案します。

ラグーン

長袖のトップスを着た大人と子どもが、ラグーンの浅瀬でマスクを試着している様子

ラグーンとは、ビーチとリーフの間に広がる、浅く穏やかな水域です。たいてい波が静かで水温も高く、砂地にサンゴが点在しています。

初めての方や泳ぎに自信のない方、お子様にぴったりです。浅瀬でマスクとシュノーケルに慣れながら、小魚や砂の上で休むエイ、時には小型のリーフシャークに出会えることもあります。慣れてきたら、ハウスリーフへ足を延ばしてみましょう。

ガイド付きシュノーケリング

ウェットスーツ姿のガイドが、サンゴ礁の上で3人のシュノーケラーにウミガメを指し示す様子

多くのリゾートでは、マリンスポーツセンターやダイブセンターを通じてガイド付きシュノーケリングを用意しています。ガイドがハウスリーフに沿って案内し、エントリーとエキジットに最適な場所を教えてくれるほか、見落としがちな生き物も指し示してくれます。

特に滞在初日は、ガイド付きで始めるのがいちばんです。ガイドはリーフや潮の流れ、ウミガメが好んで休む場所を熟知しています。海洋生物学者がシュノーケリングを案内し、見たものを解説してくれるリゾートもあります。

ボートで行くシュノーケリングツアー

リーフの上に停泊する白いボートと、船べりに腰掛ける2人のゲスト

ひと味違う体験をお望みなら、ボートで出かけるシュノーケリングツアーについてお尋ねください。ほかのリーフやチャネル、サンドバンクへ向かうツアーで、サンゴの種類がより豊富だったり、大型の生き物に出会えたりすることも少なくありません。

人気はマンタシュノーケリングやウミガメのリーフ、エリアによってはジンベエザメツアーです。クルーがその日のコンディションに合わせてポイントを選び、入水前にブリーフィングを行います。野生動物との出会いは決して保証されないことをご承知おきください。

ナイトシュノーケリング

一部のリゾートでは、ガイド付きのナイトシュノーケリングをハウスリーフで行っています。たいてい日没頃にスタートします。水中ライトを手に、カニやエビなど、昼間は隠れている夜行性の生き物たちを観察できます。

ナイトシュノーケリングは、必ずリゾートの経験豊富なガイドと一緒に行ってください。常にガイドのそばを離れず、終始その指示に従いましょう。

お子様とのシュノーケリング

ライフジャケットとマスクを着けた2人の子どもが、サンゴと小魚の上の水面でシュノーケリングをする様子

シュノーケリングが大好きになるお子様は多く、モルディブは覚えるのに最高の場所です。いつでも足が着く浅いラグーンから始め、深い場所へ移る前にシュノーケルでの呼吸を練習させてあげましょう。

マスクがきちんとフィットしているか確認し、子ども用ライフジャケットをリゾートに頼んでおきましょう。水中では常にお子様を手の届く範囲に置き、小さなお子様に適したエリアをリゾートのスタッフに確認してください。

器材

茅葺き屋根のビーチ小屋にきれいに掛けられたライフジャケット、マスク、フィン

マスク、シュノーケル、フィンは、たいていリゾートで無料貸出またはレンタルがあり、ライフジャケットを用意しているところも多くあります。フィット感で快適さが大きく変わるため、マスクだけは持参される方もいます。

ほかにも、日差しよけの長袖トップスやラッシュガード、サンゴに優しい日焼け止め、写真撮影用の防水ケースや防水カメラがあると便利です。度付きレンズが必要な方は、度付きマスクがあるかリゾートに確認するか、ご自身のものをお持ちください。

コンディションとブリーフィング

リーフのコンディションは、潮の満ち引きや風、潮流によって変わります。シュノーケリングの前に、その日のコンディション、泳いでよいエリア、エントリーとエキジットの場所をリゾートのスタッフに確認しましょう。

マリンスポーツチームやダイブチームのアドバイスに必ず従い、推奨されたエリア内で、一人ではなくバディと一緒に泳いでください。リゾートマップでシュノーケリング禁止エリアを確認し、ボートが発着する混雑した桟橋には近づかないようにしましょう。泳ぎに自信がない方は、ライフジャケットを着用してください。

出会える生き物

  • 色とりどりのリーフフィッシュ:ブダイ、チョウチョウウオ、ヤッコ、クマノミなど
  • リーフで餌を食べたり、息継ぎに浮上したりするウミガメ
  • 砂地の上を滑るように泳ぐエイ
  • 浅瀬にいる、たいてい小柄なツマグロ
  • ウツボ、タコ、色鮮やかなサンゴ

モルディブの海の生き物について詳しくは、海洋生物ガイドをご覧ください。

サンゴ礁を大切に

ウェットスーツ姿のシュノーケラーがサンゴの上で水平に浮かび、フィンをリーフから十分に離している様子

サンゴ礁は生きていて、とても繊細です。ちょっとした心がけで、サンゴ礁を守ることができます。

  • サンゴの上に立ったり、触れたり、蹴ったりしない
  • フィンをリーフから離しておく
  • 海の生き物に触れたり、追いかけたり、餌を与えたりしない
  • サンゴに優しい日焼け止めを使う
  • リーフやビーチから何も持ち帰らない

健やかなサンゴ礁は、今も未来も、すべての人にとってより素晴らしいシュノーケリングにつながります。

チェックリスト

  • 初日はガイド付きシュノーケリングから始める
  • ハウスリーフの前にラグーンで練習する
  • その日のコンディションとエントリー場所を確認する
  • バディと一緒に泳ぐ
  • 泳ぎに自信がなければライフジャケットを着用する
  • サンゴに優しい日焼け止めを使い、長袖トップスを着る
  • サンゴには決して触れない、上に立たない

よくある質問

シュノーケリングには泳ぎが得意である必要がありますか?

いいえ。ただし、水の中で落ち着いていられることは大切です。ラグーンは浅く穏やかで、安心のためにライフジャケットを用意しているリゾートもあります。

ハウスリーフとは何ですか?

リゾートの周りを囲むサンゴ礁のことです。ボートに乗らなくても、ビーチや桟橋、水上ヴィラから直接アクセスできます。

リゾートでシュノーケリング器材は借りられますか?

ほとんどのリゾートでマスク、シュノーケル、フィンの無料貸出またはレンタルがあり、ライフジャケットを用意しているところも多くあります。マスクだけ持参される方もいます。

子どももモルディブでシュノーケリングできますか?

はい。浅いラグーンは練習にうってつけです。お子様は常に手の届く範囲に置き、子ども用器材についてリゾートにお尋ねください。

ガイド付きシュノーケリングは参加する価値がありますか?

はい。特に滞在の初めにおすすめです。ベストスポットやエントリー場所、見落としがちな生き物をガイドが教えてくれます。

シュノーケリングではどんな生き物に出会えますか?

色鮮やかなリーフフィッシュやサンゴ、ウミガメ、エイ、小型のリーフシャークによく出会えます。何に出会えるかは日によって異なります。

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